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執筆者の写真Hirofumi Saito

キャブレターオーバーホール


本日は、よく受ける作業の一つであります、キャブレターのオーバーホールをしています。

一般の方でも手が出しやすい作業の一つでもありますね。

そのぶん、残念ながら「やらかしてる」ことも多く見受けられます。

最悪、ASSY交換が必要なケースもありますね。

単純に「ばらして」→「掃除して」→「元通り組みなおす」で作業は完了なのですが、

何のためにオーバーホールをするのかが重要です。

エンジン不調なのか(その中でも不調の種類は細かく分かれるのですが・・・)、

キャブレターのオーバーフローなのか・・・

不具合の原因をイメージする事が重要なのですが、

二輪の整備のプロはその辺の引き出しをたくさん持っています。

今回はオーバーフローの修理なので、オーバーホール後に写真のような検査をしています。

キャブレターを実車と同じように保持したうえで、治ったかどうか点検しています。

当店の整備用のガソリンタンクには医療用の点滴の部品が取り付けてありますので、

ほんのわずかなオーバーフローも見逃すことはありません。

話は変わりますが、これからの季節は、バイクを冬眠させるライダーも多いかと思います。

冬眠前には

・ガソリンタンクを満タンにしておく。

・できればワコーズのフューエルワンを燃料に添加しておく。

 (タンク内の防錆効果が期待できるそうなので)

・キャブレター内のガソリンを抜いておく。

・バッテリーターミナルをはずしておく。

をやっておけば、春になって慌てる可能性が少なくなりますよ!

分からないことがありましたらいつでもご相談ください!

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