top of page
検索
執筆者の写真Hirofumi Saito

電装不調修理


電装系の診断&修理のお話です。

不定期に電気を使うと(ウインカーを作動したり、ブレーキランプを点灯させると)

電源が落ちてしまい、また時間をおくとなぜか復活してしまうという症状が出てしまったケース。

写真のギボシのサイズが違い、接触不良を起こしているのが原因でした。

左が正解で、右がNG。

ほんの些細なサイズ違いでご機嫌斜めになってしまうのが、電気の怖いところです。

いっそ、完璧に電気がうまくいってない方が診断しやすいのですが、

症状が出たり出なかったりが、診断に時間を要してします。

私が過去見てきたケースでは、500万円クラスの車両が

「素人配線」により、車両火災に至ってしまったケースもあります。

よくあるケースでは

・ギボシのつけ間違え

・ヒューズの取り付け位置が不適当

が見られます。

ギボシにはオスとメスがありますが、万が一ギボシが抜けてしまった場合に

車体と接触しても(ボディーと接触してショートしても)

ショートしないように使い分けるのが正解です。

文章が下手なので、うまくは言えないのですが、プラスの配線であれば

上流側にメスのギボシを使うのが正解です。

ヒューズの取り付け位置は、電源から出来るだけ短いところにつけないと、

ヒューズ以前でショートしてしまえば何の意味もありません。

おそらく、ヒューズ切れした際の事を考えて取り付けたのだとは思いますが、

本来の意味を考えなければ、なんのこっちゃわかりません・・・

これらはプロである人たちでも、残念ながらミスしているケースがあり、

当店に中古車として入庫した際は、かなり慎重に点検している箇所です。

電気は見えないだけに厄介ですよー

配線の被覆は、一瞬で燃えます!本当に危険です!

何かのアクセサリーを取り付けたい時は、安心&安全な配線作業の当店へぜひご相談ください!

閲覧数:13回0件のコメント
bottom of page