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執筆者の写真Hirofumi Saito

金属加工あれこれ


先週はなぜか「鉄工所」のようになってしまいました、当店です。

HPを見ていただき、遠方からの部品持込が続きました。

1件目はハスクバーナTE250のスイングアームのチェーンアジャストボルトの固着修理です。

通常はこのようにナットを付けて溶接してあげれば除去できるケースが多いのですが、今回は難敵でした。(もちろんもっと簡単な方法は試し済みですが・・・)

腐食により一体化してしまった今回のケースでは、大胆にスイングアームのナット部とボルトの切削、切削部分のアルミ肉盛溶接により再建し、ネジ部はヘリサート加工で対応しました。

作業工程、完成ともに写真を撮れていませんが、勉強になる超大作でした。

こちらはヤマハRZ250のセンタースタンド修理。

接地面が錆びの侵攻により、ボロボロになっています。

お客様がベースの板を作成していましたので、当店で曲げ加工と溶接を行いました。

ただ、当店には曲げるための専用の道具がありませんでしたので、バイスやハンマー、油圧プレス、その辺にあった適当なボルトを駆使して純正に近い形状を再現しました。

その後はボロボロになった接地部の除去、形状のすり合わせを行い溶接し完了。

2日間で店内は大量の切削粉だらけになりましたが、何とか形になってよかった!

大変でしたが、確実に経験値はアップしたはずです!

のどが痛い・・・ので、今回はこのへんで。

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