ホンダCB400S5のキャブレターオーバーホールです。
今回は不調のためではなく、ガソリン漏れのためのオーバーホールです。
漏れている場所はキャブレター間のフューエルパイプ部。
ここの交換作業するには、4つのキャブレターをバラバラにする必要がありますが、固着がひどく大変でした。
ガソリン漏れの主原因はこの部分のOリングの劣化です。
柔軟性がなくなっており、取り外す時には千切れてしまいました。
不調のためのオーバーホールではありませんが、車齢10年以上ともなるとそれなりに汚れていますね。
車体組付け前にキャブレター単体で、ガソリン漏れとオーバーフローが無いかの点検。
当店では医療用の点滴の部品を使用し、オーバーフローをより確実な方法で点検しています!
今回のように4つのキャブレターをバラバラにした時には同調作業は必須なので、もちろん調整しました。
今回交換したOリング、ガスケット、ホース類。
これらの部品、マニュアルでは定期的な交換が推奨されています。
4年だったか、6年だったか、それくらいの結構短い期間だった気がします。
ガソリン漏れは、下手すると車輌火災に直結するトラブルになり得ますので、早めに対処する事をオススメします!