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  • 執筆者の写真Hirofumi Saito

ZR750D6 エンジンフィン欠け修理


転倒によるシリンダーヘッドのシリンダーヘッドのフィン欠け修理を承りました。

まずはベルトサンダーで、欠けた部分の地ならしから・・・

ドキドキしながらの溶接。

アルミの鋳物なので、自分的には難易度高めです。

エンジンが車載状態での溶接なので、車体を斜めにして溶接していますが、それでも重力とも戦ってます。

写真で肉盛り溶接が垂れていっているのが分かります?

あとで、切削するところをイメージしながらどんどん進めていきます!

今回の溶接個所には、いやな感じでプラグ(=圧入された栓)がありますので、あまり高温にならないよう、少しずつ溶接を重ねていきました。

その上のフィンも肉盛り溶接。

下側には、溶接時の不純物が飛び散ると嫌なので、そこら辺にあった薄い鉄板で簡易的にカバーしときました。

粗削り後に修正箇所に肉盛り溶接。

あとは反対側の形状を参考にしながら整えました。

もしかしたら、いい道具があるのかもしれませんが、自店ではマイクロリューターで粗削りして、棒やすりでちまちま削り・・・結構な時間を要します。

今回のケースでは、溶接個所のすぐ隣にプラグが圧入されていたので、オイル漏れの可能性のリスクに納得されたうえでの作業となりました。

また、削っていったときに巣が出てきましたが、上記の理由であえて深追いはしないという方向で作業させていただきました。

ーお知らせー

3/9(土)と10(日)はレースのため休業とさせていただきます。

電話は受けれると思いますので、何かありましたらご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

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