top of page
検索
執筆者の写真Hirofumi Saito

アルミ製タンク修理


タンクの凹み修理のため、がっつり穴をあけられてしまっています。

20mm×20mmくらいの大きな穴です。

ここまで大きな穴だと、溶接だけでの穴埋め修理はたぶん難しいはず・・・

少なくても自分にはチャレンジする気持ちにさえならないサイズです。

そうも言ってられないので、端材でパッチを製作。

溶接の馴染みが良いように、溶接する部分は開先を作っておきました。

取付た時のイメージ。

この時、溶接するときのトーチの動きをシュミレーションするのですが、うまくいけるかどうかかなり不安に・・・

ネットで拾った画像ですが、このような場合は溶接トーチをこんな向きにしたい。

多分画像は半自動溶接の説明ですが、TIG溶接でも基本は同じです。

でも、どう考えてもこのような方向で出来ない部分が出来てしまいました。

さらに奥まった場所が故、遠近感が衰えつつある斎藤EYEではちょっと不安が・・・

失敗すればやり直せばいいやという気分で、とりあえずやってみることに。

で、結果どうにか出来ました!

見た目のビードの美しさよりも、漏れの不安が無くなるように、なだらかなビードを目指し溶接しました。

何回やっても満足度100%の溶接が出来ないのが、ある意味面白い作業で有ったりします。

職業訓練校時代の60歳以上のベテラン先生もいまだに満足することないって言ってましたし。

特に、バイク屋の修理で行う溶接なんて、一発本番ばかりですから、溶接の条件なんかも勘に頼っている場合が多いので、それも含めて楽しみながらやるのが重要だったりします!

納期に追われていやいや作業するとろくなことになりません!

なので、出来るだけ納期に余裕をもってご依頼されることをお勧めします。

ーお知らせー

3/17(日)はレースのため、臨時休業とさせていただきます。

何かありましたら、ご連絡のほどよろしくお願いいたします。

閲覧数:425回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page