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  • 執筆者の写真Hirofumi Saito

YBR125 アイシング対策


寒い時期にお問い合わせが多くなります、エンジン不調のお問い合わせ。

問診の結果「アイシング」と呼ばれる症状が発生している可能性が「大」です。

乗り始めはよかったのに、しばらく走っているとエンジンの回転がついていかないとか・・・

朝は調子が悪くなって走行できなかったのに、昼頃になると調子がよくなったとか・・・

「アイシング」はガソリンが気化するときに熱を奪って、空気中の水分が凍って不調になる症状。

私自身は、真冬に176号線を宝塚方面に向かって走行したときに1度だけ体験したことがあります。

おそらく温度と湿度が関係しあっていると思われ、症状が頻発することはありませんでした。

寒くて霧が出るような地域を通過するときに出やすいのかなと思います。

純正で「キャブヒーター」と呼ばれる部品で対策されていることもありますが、今回入庫した車両には装備されていませんでしたので対策させていただきました。

結果検証スタート!

始動前はこんな感じです。

今回は気温10度以下で作動するサーモスイッチが取り付けられていますので、必要がないときにはキャブヒーターが作動しないようになっています。

・・・店内で作業していると、暖かいので寒くなる夜まで待ちましたよ!

で、作動し始めて10分後・・・

こんな感じで温まりました。

走行すればさらにエンジンの熱も加わると思います。

寒い時期でも通勤で使用されて、同様の症状に悩まれているお客様はぜひご相談ください。

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