
最近当店で多発傾向にあります、DUCATIのオイル乳化問題。
オイルの乳化については、ココをクリック。
それに対応する方法が見つかりましたので、ご紹介させていただきます。
この「水分除去性能プラス」が肝です!
エンジンオイルの乳化ですが、寒い時期に短距離での走行を繰り返すとなりやすく、
今回のお客様も、通勤で片道5km程度の走行を繰り返したために症状が出てしまったようです。
とりあえず、フラッシング前の写真を・・・

オイルレベルグラスは乳化したオイルが張り付き、もはやオイルレベルの確認は困難な状況になっています。

オイルフィラーキャップの裏側にも乳化したオイルが・・・

新油では蛍光グリーンのMOTUL300Vも乳化して黄土色になっています。
フラッシングオイルを注入し、1時間アイドリング後にフラッシングオイルを抜き取り。

真っ黒になったオイル(フラッシングの効果)にも驚きましたが、何よりも大量の湯気が!
その様はまさに丸亀製麺の店内で見るあのレベルです。
フラッシングオイルが水分を吸収し、油温(130度)によって蒸発しているものと思われます。
オイルのみならずエンジン内からも、ものすごい湯気が発生していました。
この後、普段どおりのエンジンオイル交換とオイルフィルター交換を行い終了。

オイルレベルグラスもクリアになりました。
今回は、普段使用していただいております300VではなくリーズナブルなH-Techを使用し、1000km程度走行後にエンジンオイルを交換してもらうようオススメしました。
オイルの乳化を防ぐには、出来るだけ油温を上げた状態で走行するしかないと思いますが、現実的に無理な場合もあるかと思います。
当店で多発しているDUCATIは寒い時期はなかなか油温が上がらないようですし、
スクーターなどの普段の足と使用しているバイク(チョイ乗りメイン)もオイルには過酷な状況です。
水冷車では空冷車とは別のことが原因で発生する事もあります。
気になる方は、まずご相談ください!
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tel 078-201-3165